農業用パイプ重量計算|ビニールハウス用パイプの重さ早見表
農業用パイプやビニールハウス用パイプの重量は、丸パイプとして外径・肉厚・長さ・本数から計算できます。 この記事では、19.1mm、22.2mm、25.4mm、31.8mmなどの代表サイズについて、 1mあたりの単重、5.5m直管の重さ、本数ごとの総重量、見積もり時の注意点をまとめます。
1. 農業用パイプの重量早見表
代表的な外径と肉厚で計算した概算です。鉄の密度は7.85、長さはよく使われる 5.5m直管を基準にしています。メーカーや仕様で肉厚・メッキ・公差が変わるため、 正式な発注では商品仕様の単重を優先してください。
| 外径 | 肉厚 | 単重 | 5.5m 1本 | 用途の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 19.1mm | 1.2mm | 0.530kg/m | 2.91kg | 支柱・小型トンネル |
| 22.2mm | 1.2mm | 0.621kg/m | 3.42kg | ハウス直管・補強 |
| 25.4mm | 1.2mm | 0.716kg/m | 3.94kg | アーチ・肩補強 |
| 31.8mm | 1.6mm | 1.192kg/m | 6.55kg | 太めの補強材 |
| 38.1mm | 1.6mm | 1.440kg/m | 7.92kg | 入口・筋交い・補強 |
| 48.6mm | 1.8mm | 2.077kg/m | 11.43kg | 単管系の仮設補強 |
2. 農業用パイプ重量の計算式
農業用パイプは中空の丸パイプです。外側の円から内側の円を引いて、 金属部分だけの断面積を出します。寸法はすべてmmでそろえます。
内径 = 外径 − 肉厚 × 2
断面積(mm²) = π ÷ 4 × (外径² − 内径²)
単重(kg/m) = 断面積(mm²) × 7.85 × 0.001
総重量(kg) = 単重(kg/m) × 長さ(m) × 本数
たとえば外径22.2mm、肉厚1.2mmなら単重は約0.621kg/mです。 5.5mの直管1本では約3.42kg、30本なら約102.5kgになります。
3. 計算例:22.2mm×1.2mm、5.5mを30本
内径 = 22.2 − 1.2 × 2 = 19.8 mm
断面積 = π ÷ 4 × (22.2² − 19.8²) = 約79.2 mm²
単重 = 79.2 × 7.85 × 0.001 = 約0.621 kg/m
1本 = 0.621 × 5.5 = 約3.42 kg
30本 = 3.42 × 30 = 約102.5 kg
見た目は軽そうなハウス用パイプでも、まとめ買いすると100kgを超えることがあります。 配送重量、軽トラへの積載、荷下ろし人数、保管場所を先に確認しておくと安全です。
4. 用途別の総重量目安
下の表は代表サイズでの概算です。実際の肉厚が違う場合や、長さを切って使う場合は金属重量計算機で外径・肉厚・長さを入れ替えて確認してください。
| 用途 | サイズ | 数量例 | 総重量 |
|---|---|---|---|
| 小型トンネル支柱 | 19.1×1.2mm | 5.5m × 50本 | 約145.7kg |
| ハウス直管のまとめ買い | 22.2×1.2mm | 5.5m × 30本 | 約102.5kg |
| アーチパイプ・肩補強 | 25.4×1.2mm | 5.5m × 40本 | 約157.6kg |
| 太めの補強パイプ | 31.8×1.6mm | 5.5m × 20本 | 約131.1kg |
| 仮設柵・単管系補強 | 48.6×1.8mm | 6.0m × 10本 | 約124.6kg |
5. 見積もりで注意する点
- 外径だけでなく肉厚を見る:同じ22.2mmパイプでも肉厚が違えば重量も強度も変わります。商品名だけで判断せず、 外径・肉厚・単重を確認します。
- 切断長さと購入長さを分ける:5.5mや6mの直管から切る場合、必要長さの合計だけでなく、購入する定尺本数と端材を確認します。 取り数は端材取り(切断計算)で確認できます。
- メッキ・被覆で重量が少し変わる:亜鉛メッキや樹脂被覆がある場合、鋼材本体の重量に表面処理ぶんが加わります。 メッキ後重量の考え方は亜鉛メッキの重量増加計算にまとめています。
- 強度・風雪荷重は別に確認する:ここで出すのは重量の概算です。ビニールハウスの構造、積雪、風、支柱間隔、基礎、補強方法は、 施工条件に合うメーカー資料や専門業者の判断を優先してください。
農業用パイプの外径・肉厚・長さ・本数を入力して、総重量・材料費・メッキ重量をまとめて確認できます。
農業用パイプ重量を計算するよくある質問
Q. 農業用パイプ1本の重さはどれくらいですか?
A. 代表例では、外径19.1mm・肉厚1.2mm・長さ5.5mで約2.91kg、外径22.2mm・肉厚1.2mm・長さ5.5mで約3.42kgです。外径と肉厚が変わると重さも変わります。
Q. ビニールハウス用パイプの重量はどう計算しますか?
A. 丸パイプとして、断面積=π/4×(外径²−内径²)、単重=断面積×鉄の密度7.85×0.001で求めます。内径は外径−肉厚×2です。
Q. 農業用パイプと単管パイプは同じですか?
A. 用途もサイズも違うことが多いです。農業用パイプは19.1mm、22.2mm、25.4mmなどの細いハウス用鋼管が多く、単管パイプは外径48.6mmが一般的です。
Q. 亜鉛メッキ品は計算より重くなりますか?
A. 表面処理の付着量ぶんだけ少し重くなります。通常の拾い出しでは鋼材本体の重量を先に計算し、必要なら表面積×メッキ付着量で加算します。
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