牛舎ソーカー必要ノズル数・ポンプ流量計算
散水する長さとノズル間隔から必要数を拾い、ゾーン分けと同時運転条件からポンプに必要な流量を概算します。
散水ラインとノズル
各列の両端から、おおむね半ピッチ内側に最初と最後のノズルを置く前提です。
1列あたり
20 個
30m ÷ 1.5m を切り上げ
必要ノズル数
40 個
20個 × 2列
ゾーン分けとポンプ余裕
ゾーンごとのノズル数は均等割りの概算です。実際の最大ゾーンに付くノズル数を満たすように確認してください。
1ゾーン最大
20 個
均等割り・端数切り上げ
同時運転ノズル
20 個
1ゾーン同時
運転時の合計流量
30 L/分
1.8 m³/時
必要ポンプ流量
36 L/分
2.16 m³/時(余裕込み)
関連ツール
ノズル数とポンプ流量の計算式
1列のノズル数 = 散水長さ ÷ ノズル間隔(切り上げ)
必要ノズル数 = 1列のノズル数 × ライン数
必要ポンプ流量 = 同時運転ノズル数 × 1ノズル流量 ×(1 + 余裕率)
必要ノズル数 = 1列のノズル数 × ライン数
必要ポンプ流量 = 同時運転ノズル数 × 1ノズル流量 ×(1 + 余裕率)
ノズルは両端から半ピッチ程度内側に置く想定です。端部にも必ずノズルを置く設計では、実際の配置図を優先して1列あたり1個追加してください。
ポンプは流量だけで選ばない
この計算が示すのは必要流量です。実際のポンプ選定では、ノズルが必要とする圧力に、配管長・口径・高低差・フィルター・電磁弁などの圧力損失を加えた全揚程で、必要流量を出せるかポンプ性能曲線を確認します。井戸や既設給水の供給能力も確認してください。
ゾーン分けの考え方
全ノズルを同時に開くと瞬間流量が大きくなります。散水ラインを複数ゾーンに分けて順番に運転すれば、必要ポンプ流量を抑えられます。ただし、各ゾーンの散水時間と切替周期が牛体を十分に濡らす設定になるか、送風との組み合わせも含めて確認してください。
注意点
ノズル間隔・取付高さ・流量・必要圧力はメーカー仕様を優先してください。フィルターの目詰まり、末端の圧力低下、乳房・飼料・通路への散水、床の滑り、排水能力にも注意が必要です。既存のソーカー散水量・水道代計算と合わせるとランニングコストまで確認できます。