🌰Acorn Toolsかんたん計算ツール集

圧着端子・リングスリーブサイズ選定ツール

電線の太さ、本数、ネジ径から、丸形・Y形圧着端子、リングスリーブ、棒端子・フェルールのサイズ候補を計算します。 現場で「何番のダイスを使うか」「小・中・大のどれか」を絞るための初期確認に使えます。

接続方法

使いたい端子・スリーブの種類を選ぶと、結果欄の候補が切り替わります。

電線条件

同じ太さの電線を何本まとめるかで合計断面積を計算します。

関連ツール

圧着端子サイズの見方

圧着端子の「R2-4」「Y5.5-6」のような表記は、前半が電線側の呼び、後半がネジ穴径の目安です。 たとえばR2-4なら、2sqクラスの電線をM4ねじへ接続する丸形端子として探します。 実際の適用範囲はメーカーごとに少し違うため、端子のカタログにある電線抱合範囲を必ず確認してください。

このツールでは、代表的な裸圧着端子の電線抱合範囲を使い、入力された合計断面積が入る呼びを返します。 複数本を1つの端子に入れる使い方は接触不良や抜けの原因になるため、専用品がない限り避けるのが基本です。

リングスリーブの小・中・大

リングスリーブは、接続する心線の合計断面積から小・中・大を選ぶ考え方がよく使われます。 単線1.6mmは約2sq、単線2.0mmは約3.5sq、単線2.6mmは約5.5sqとして扱うと、組み合わせの見通しが立てやすくなります。

小スリーブ: 合計8sq以下

中スリーブ: 合計8sq超〜14sq以下

大スリーブ: 合計14sq超〜16.5sq程度

ただし、2.6mm単線や5.5sqを含む場合は、合計が8sq以下でも小を避ける判断があります。 電気工事士試験の技能表と、実際に使うスリーブ・工具の説明書を優先してください。

フェルール端子・棒端子の注意点

フェルール端子は、より線を端子台に差し込むときに素線ばらけを防ぐために使います。 基本は電線1本に対して同じsqのフェルールを選び、2本をまとめる場合は2線用フェルールを使います。 端子台によってはフェルール禁止、単線専用、指定ピン長さあり、という条件もあります。

関連する確認

端子サイズが決まっても、電線そのものが負荷電流に対して足りているとは限りません。 電流に対する太さは電線許容電流計算機で、長い配線の電圧低下は電線サイズ・電圧降下計算機で確認できます。AWG表記の電線はAWG-sq変換計算機でsqへ換算してください。

よくある質問

Q. 1.25sqの電線には必ず1.25端子ですか?

A. 多くの場合は1.25呼びの範囲に入りますが、端子メーカーや絶縁付・裸端子で範囲が異なります。最終的には使用する端子の適用電線範囲を見ます。

Q. 2本の電線を1つの丸形端子に入れてよいですか?

A. 原則は避けます。2線用端子や中継端子、リングスリーブなど、複数本接続に対応した部材を使う方が確実です。

Q. 圧着マークが合っていれば安全ですか?

A. いいえ。端子、工具、ダイス、電線、被覆むき長さが合っていて、引張・導通・外観に問題がないことが必要です。建物配線や設備では法規・有資格者の判断を優先してください。