電気代計算機
公開更新|書いている人:鉄鋼・金属加工の現場に28年。いまは製造現場の管理職です。
消費電力Wと使用時間から、1時間・1日・月額・年額の電気代を計算します。 運転率、待機電力、台数、省エネ後の比較までまとめて確認できます。
機器と消費電力
家電ラベルの消費電力W、または電圧V×電流Aから入力します。台数と運転率も月額に反映します。
使用時間と単価
1時間あたり
15円
480 Wで運転
1日あたり
120円
3.86 kWh
月額目安
3,586円
115.68 kWh
年額目安
43,033円
1,388.16 kWh
内訳
運転分と待機電力分を分けて表示します。
有効電力 800 W / 運転率 60%
- 運転時の平均W
- 480 W
- 待機電力合計
- 1 W
- 1日の運転分
- 3.84 kWh
- 1日の待機分
- 0.02 kWh
エアコンや冷蔵庫のような周期運転は、定格Wではなく平均的な運転率を入れると現実に近づきます。
省エネ比較
省エネ後の消費電力を入れると、月額・年額の差額と回収期間を概算します。使用時間と運転率は同じ条件で比較します。
比較後の月額
2,247円
72.48 kWh
月額削減
1,339円
現在との差額
年額削減
16,070円
現在との差額
回収期間
22.4か月
対策費 ÷ 月額削減
関連ツール
電気代の計算式
電気代は、消費電力WをkWに直し、使用時間と電力量単価を掛けると求められます。 エアコンや冷蔵庫のように常に定格Wで動かない機器は、運転率を下げて平均消費電力として見ると現実に近づきます。
使用電力量(kWh) = 消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h)
電気代(円) = 使用電力量(kWh) × 電力量単価(円/kWh)
平均消費電力(W) = 定格W × 運転率 × 台数
月額 = 1日あたりの電気代 × 使用日数
W・VA・力率の違い
家電のラベルにWがある場合はWを使います。ACアダプタやモーターなどでVとAだけ分かる場合は、V×A×力率で有効電力Wの目安を出します。 力率が分からない小型機器は100%から始め、モーターや古い機器では少し低めに見ると安全寄りです。
待機電力と常時運転機器
ルーター、録画機、PC周辺機器、充電器などは1台あたり数Wでも24時間積み上がります。 常時運転の負荷は電線ロス比較計算機や電線抵抗・損失計算機と組み合わせると、機器本体の電気代と配線ロスを分けて確認できます。
100Wを1日1時間で月いくらか
細かい計算をする前に、基準になる感覚を1つ持っておくと見当が付けやすくなります。 単価31円/kWhで計算すると、100Wの機器を1日1時間・30日使って約93円です。 ここから比例で読み替えられます。
| 消費電力 | 1日1時間 | 1日8時間 | 24時間連続 |
|---|---|---|---|
| 10W | 約9円 | 約74円 | 約223円 |
| 100W | 約93円 | 約744円 | 約2,232円 |
| 500W | 約465円 | 約3,720円 | 約11,160円 |
| 1,200W | 約1,116円 | 約8,928円 | 約26,784円 |
いずれも31円/kWh・30日で計算した目安です。実際の単価は契約プランと時期で変わるので、 明細の数値を入れて計算し直してください。
見落としやすいのは「小さいけれど止まらない」機器
電気代を減らそうとすると、まずドライヤーや電子レンジのような大きなWに目が行きます。 ところが上の表を見るとわかるとおり、1,200Wを1日1時間使う機器(約1,116円)と、 10Wを24時間つけっぱなしにする機器(約223円)は同じ桁ではありませんが、 10Wの機器が10台あれば前者の2倍になります。
ルーター、ONU、録画機、モニター、常時通電のACアダプタ、電気ポットの保温、 温水洗浄便座、水槽のヒーターやポンプ——このあたりは1台では気付きにくく、 合計すると常時50〜150Wになっている家庭が珍しくありません。 年額にすると1万〜3万円台になるので、まず24時間動いているものを数え上げるのが近道です。
電力量以外にかかる費用
請求額は電力量料金だけでは決まりません。実際の明細は、基本料金(または最低料金)、 電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金の合計になります。 このツールが計算するのは電力量料金の部分だけなので、 「機器を1台減らすと請求がいくら減るか」を見る用途に向いています。
請求書全体との差を埋めたい場合は、明細の「電力量料金の合計」を「使用kWh」で割った実質単価を出し、 その値を単価欄に入れてください。燃料費調整額と賦課金を含んだ現実的な数字になります。
よくある質問
- エアコンの定格が800Wなら、常に800Wで計算すればよいですか?
- 実際の消費電力は立ち上がり時と安定時、外気温で大きく変わります。インバーター機は設定温度に近づくと出力を絞るため、運転率を40〜70%程度にして平均Wとして計算すると月額の目安に近づきます。
- 電力量単価は何円にすればよいですか?
- 契約プランの明細にある円/kWhを入れるのが正確です。燃料費調整額や再エネ賦課金まで含めたい場合は、明細の電力量料金合計を使用kWhで割った実質単価を入力してください。
- ポータブル電源やバッテリーで何時間使えるかもわかりますか?
- このページは電力会社から買う電気の料金計算に寄せています。容量Whから稼働時間を見たい場合はバッテリー稼働時間計算機のほうが向いています。
- WとVAはどちらを入れればよいですか?
- 本体ラベルにWがあればWを使います。VAしか書かれていない場合、VAは見かけの電力なので、力率を掛けた値が実際の消費電力Wになります。力率が不明な小型機器はまず100%として計算し、モーターを含む機器では低めに見積もると安全側です。
- 計算した金額と請求額が合いません。
- このツールは電力量料金だけを計算しています。実際の請求には基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金が加算されます。また使用時間の見積りと実運転時間のずれも原因になります。明細から実質単価を出して入れ直すと、差が縮まります。