電線サイズ・電圧降下計算機
電圧・電流・片道長さ・電線サイズから、電圧降下、降下率、末端電圧、損失Wを計算します。 DC、単相2線、三相3線に対応し、目標降下率を満たす候補sqも確認できます。
回路条件
長さは片道距離です。DC/単相は往復2本分、三相は√3倍で電圧降下を概算します。
電線サイズ
sqは導体断面積mm²の慣用表記です。候補サイズは電圧降下だけで選び、許容電流は別途確認してください。
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電圧降下とは
電線には抵抗があるため、電流が流れると電線の途中で電圧が下がります。距離が長い、電流が大きい、電線が細いほど電圧降下は大きくなります。 LEDテープ、DC電源、太陽光、インバータ、単相100V、三相200Vの長距離配線では、負荷側の電圧不足や発熱の原因になります。
計算式
このツールでは、導体抵抗を抵抗率から求め、抵抗成分のみで電圧降下を概算します。長さは片道距離を入力します。
導体抵抗 R = 抵抗率ρ × 長さL ÷ 断面積A
DC・単相2線: 電圧降下 = 2 × 電流I × R
三相3線: 電圧降下 = √3 × 電流I × R
電圧降下率 = 電圧降下 ÷ 電源電圧 × 100
銅線の抵抗率は20℃で0.017241 Ω・mm²/m、アルミ線は0.028264 Ω・mm²/mを初期値にしています。 温度が上がると抵抗も増えるため、温度係数で補正しています。
sqとmm²の意味
sqは導体断面積mm²の慣用表記です。2sqなら断面積2mm²、5.5sqなら5.5mm²です。 電圧降下は断面積にほぼ反比例するため、同じ長さ・電流なら、太い電線ほど降下率は小さくなります。
このツールで分かること・分からないこと
- 分かる:指定した電線サイズでの電圧降下、末端電圧、損失W、目標降下率を満たす候補サイズ。
- 分からない:許容電流、温度上昇、ブレーカー選定、配線方法ごとの安全性、法規適合。
実際の工事や設備配線では、ケーブル種類、周囲温度、束ね配線、管内配線、保護装置、施工条件で許容電流が変わります。 このツールは電圧降下の概算用として使い、安全性の最終判断は電気工事士・電気主任技術者など有資格者の確認を優先してください。
よくある質問
Q. 長さは往復ですか?片道ですか?
A. 片道です。DCと単相2線は内部で往復2本分として計算します。三相3線は線間電圧の降下として√3倍で計算します。
Q. 力率は入れなくていいですか?
A. このツールは低圧・短距離の概算向けに抵抗成分だけで計算しています。長距離・大電流・モータ負荷ではリアクタンスや力率も効くため、詳細設計では専用計算が必要です。
Q. 候補サイズをそのまま採用してよいですか?
A. いいえ。候補サイズは電圧降下だけを満たす最小候補です。許容電流、短絡保護、施工条件、規格を別途確認してください。