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角パイプ重量計算|角鋼管の単重早見表と計算式

角パイプ・角鋼管の重量は、外側の四角形から内側の空洞を引いた断面積に、 長さと密度を掛けて求めます。この記事では□50×50×2.3、□100×100×3.2などの単重早見表、基本式、長さと本数を入れた計算例をまとめます。見積もり、拾い出し、運搬重量の概算確認に使えます。

寸法・長さ・本数を入れてすぐ計算したい場合は、 角パイプに対応した金属重量計算機(無料)を使ってください。材料費、切断ロス、亜鉛メッキ付着量までまとめて計算できます。

1. 角パイプ重量の基本式

角パイプは中が空洞なので、まず外側の断面積から内側の断面積を引きます。 寸法はすべてmmでそろえます。

内寸幅 = 外寸幅 − 肉厚 × 2

内寸高さ = 外寸高さ − 肉厚 × 2

断面積(mm²) = 外寸幅 × 外寸高さ − 内寸幅 × 内寸高さ

単重(kg/m) = 断面積(mm²) × 密度(g/cm³) × 0.001

総重量(kg) = 単重(kg/m) × 長さ(m) × 本数

鉄・SS400の概算なら密度は7.85で計算します。 ステンレスなら7.93、アルミなら2.70に変えるだけで同じ式が使えます。

2. 角パイプ単重の早見表(SS400・近似)

よく使う角パイプを、上の式で計算した近似単重です。 角Rを単純化しているため、実際の規格単重とは少し差が出ることがあります。

サイズ断面積 (mm²)単重 (kg/m)
□19×19×1.6111.40.87
□25×25×1.6149.81.18
□25×25×2.3208.81.64
□31×31×1.6188.21.48
□31×31×2.3264.02.07
□40×40×1.6245.81.93
□40×40×2.3346.82.72
□40×40×3.2471.03.70
□50×50×1.6309.82.43
□50×50×2.3438.83.44
□50×50×3.2599.04.70
□60×60×2.3530.84.17
□60×60×3.2727.05.71
□75×75×2.3668.85.25
□75×75×3.2919.07.21
□75×75×4.51,269.09.96
□100×100×2.3898.87.06
□100×100×3.21,239.09.73
□100×100×4.51,719.013.49
□100×100×6.02,256.017.71

ここにないサイズは、金属重量計算機で「角パイプ・角鋼管」を選び、幅・高さ・肉厚を入れると同じ考え方で計算できます。

3. 長方形の角パイプ単重表(SS400・近似)

角鋼管は正方形だけでなく、100×50、150×100のような長方形断面も同じ式で計算できます。

サイズ断面積 (mm²)単重 (kg/m)
50×30×2.3346.82.72
60×30×2.3392.83.08
75×45×2.3530.84.17
100×50×2.3668.85.25
100×50×3.2919.07.21
125×75×3.21,239.09.73
150×100×4.52,169.017.03
200×100×6.03,456.027.13

4. 計算例

例1:□50×50×2.3、長さ5.5m、10本(SS400)

内寸 = 50 − 2.3 × 2 = 45.4 mm

断面積 = 50 × 50 − 45.4 × 45.4 = 438.8 mm²

単重 = 438.8 × 7.85 × 0.001 = 3.44 kg/m

1本 = 3.44 × 5.5 = 18.95 kg

10本 = 18.95 × 10 = 189.5 kg

例2:□100×100×3.2、長さ6m、4本(SS400)

内寸 = 100 − 3.2 × 2 = 93.6 mm

断面積 = 100 × 100 − 93.6 × 93.6 = 1,239.0 mm²

単重 = 1,239.0 × 7.85 × 0.001 = 9.73 kg/m

1本 = 9.73 × 6 = 58.4 kg

4本 = 58.4 × 4 = 233.5 kg

5. 見積もりで注意する点

  • 規格単重を優先する:角パイプは角Rがあるため、直角断面の近似計算と完全には一致しません。 正式な見積もり、発注、重量証明ではメーカーの単重表やミルシートを優先します。
  • 定尺の長さを確認する:5.5m、6mなど定尺から切る場合、製品重量だけでなく購入重量・端材も確認します。 取り数は端材取り(切断計算)で確認できます。
  • 溶融亜鉛メッキの重量を足す:角パイプは外面だけでなく内面にもメッキが回るため、表面積分の付着重量が増えます。 孔あけ、液抜き、液だまりの影響があるので初期見積もりの目安として扱います。
  • 穴あけ・切欠き・座ぐりは別計算:穴や切欠きが多い部材はその体積分だけ軽くなりますが、概算では余裕を見て穴分を引かずに見積もることもあります。

角パイプの寸法を入力して、単重・総重量・材料費・メッキ重量をまとめて確認できます。

角パイプ重量を計算する(無料)

よくある質問

Q. 角パイプの重量はどうやって計算しますか?

A. 外寸の断面積から内側の空洞部分を引いて断面積を出し、単重(kg/m) = 断面積(mm²) × 密度(g/cm³) × 0.001 で求めます。鉄・SS400なら密度7.85を使います。

Q. □50×50×2.3の単重は何kg/mですか?

A. 外寸だけで近似計算すると断面積は50×50−45.4×45.4=約438.8mm²、単重は約3.44kg/mです。規格品は角Rの影響でこれより少し軽くなることがあります。

Q. □100×100×3.2の単重は何kg/mですか?

A. 近似計算では断面積が100×100−93.6×93.6=約1,239.0mm²、単重は約9.73kg/mです。6m材なら1本あたり約58.4kgになります。

Q. 角鋼管の規格単重と計算値が違うのはなぜですか?

A. このページの式は角を直角として扱う近似です。実際の角鋼管は外側・内側にRがあり、メーカー規格や製造方法によって単重が少し変わります。正式な見積もりではメーカー単重表やミルシートを優先してください。

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