🌰Acorn Toolsかんたん計算ツール集

チャンネル鋼重量計算|溝形鋼・Cチャンネルの単重を求める

チャンネル鋼(溝形鋼・Cチャンネル)は、ウェブと左右のフランジでできたコの字形の鋼材です。 この記事では、断面積の近似式、代表サイズの単重早見表、長さと本数を入れた重量計算例、 規格単重との差が出る理由をまとめます。

寸法・長さ・本数を入れてすぐ計算したい場合は、 チャンネルに対応した金属重量計算機を使ってください。材料費やメッキ重量もまとめて見られます。

1. チャンネル重量の基本式

近似では、中央のウェブと左右のフランジを長方形として足し合わせます。軽量C形鋼のリップがある場合は、 リップ部分の面積も追加します。

断面積(mm2) ≒ 高さ×ウェブ厚み + フランジ幅×フランジ厚み×2

単重(kg/m) = 断面積(mm2) × 密度(g/cm3) × 0.001

総重量(kg) = 単重(kg/m) × 長さ(m) × 本数

鉄・SS400の概算では密度7.85を使います。ステンレスやアルミのチャンネルなら密度を入れ替えます。

2. チャンネル単重の早見表(SS400・近似)

サイズ近似断面積 (mm2)単重 (kg/m)
C-60×30×2.32632.06
C-75×45×2.33672.88
C-100×50×2.34543.56
C-100×50×3.26144.82
C-125×65×3.27946.23
C-150×75×3.29547.49
[-100×50×59507.46
[-150×75×6.51,90114.92

早見表は単純な矩形近似です。正式な発注や重量証明ではメーカーの規格単重を優先してください。

3. 計算例

例:C-100×50×3.2、長さ5.5m、8本(SS400)

断面積 ≒ 100×3.2 + 50×3.2×2 = 640 mm2

単重 = 640 × 7.85 × 0.001 = 5.02 kg/m

1本 = 5.02 × 5.5 = 27.63 kg

8本 = 27.63 × 8 = 221.0 kg

リップ付きC形鋼ではリップ分を足します。圧延溝形鋼は角Rやテーパーがあるため、近似と規格単重に差が出ます。

4. 見積もりで注意する点

  • リップの有無:軽量C形鋼は端部にリップがあるため、単純なコの字より断面積が増えます。
  • 規格単重:圧延溝形鋼は角R・テーパーを含むため、正式には規格表のkg/mを使います。
  • 定尺取り:5.5mや6mから複数長さを切る場合は、製品重量だけでなく購入本数と端材を確認します。
  • メッキ面積:コの字の内側にもメッキが付くため、外形だけの表面積では少なめに出ます。

チャンネルの寸法を入力して、単重・総重量・材料費・メッキ重量をまとめて確認できます。

チャンネル重量を計算する

よくある質問

Q. チャンネル鋼の重量はどう計算しますか?

A. 近似では、断面積=(高さ×ウェブ厚み)+(フランジ幅×フランジ厚み×2) で求め、単重=断面積×密度×0.001でkg/mにします。

Q. Cチャンネルと溝形鋼で式は同じですか?

A. 概算の考え方は同じです。ただしリップ付きC形鋼、圧延溝形鋼、軽量形鋼では角R・リップ・テーパーが違うため、正式には各規格の単重表を確認します。

Q. 規格表より重く出るのはなぜですか?

A. 矩形を足し合わせる近似は角Rや曲げ部の形状を単純化するためです。軽量C形鋼や圧延材は実断面が単純な長方形ではありません。

Q. メッキ重量も見たい場合は?

A. 表面積に付着量を掛けて概算します。Acorn Toolsの金属重量計算機では、重量・表面積・メッキ重量を同時に確認できます。

関連ツール・関連記事